人生が二度あれば

エモいぜ陽水。
先日前橋で購入した井上陽水の「断絶」
フォークだと思ってたけど、かぐや姫みたいなフォークじゃなくて、クリムゾン方面のフォークでした。
物悲しいアルペジオにストリングス。
クリムゾンの場合はストリングスじゃなくてメロトロンですが。
バカみたいに明るい曲もありますが、絶望的に暗い曲が真骨頂です。
中でもA面ラストの「人生が二度あれば」はヤバい。
ラストで陽水が感極まって涙声になるところがエモい。
B面ラストの「傘がない」でも涙声。
エモい。
プロダクションも素晴らしい。
ドラムにフェイザーが掛かってたり、リバーブの増減とか結構凝ってる。
アコギにショートディレイ掛けて左右に振ったり。
全体的にブリティッシュロックの影響が感じられる。
これは陽水だけじゃなくて、星勝の編曲によるところが大きいみたいだ。
バックの演奏もモップスによるもの。
深町純のシンセもかっこいい。
付け加えると、歌詞にコードが振ってあるのが新鮮。
まだまだ刺激的な音楽を聴くと、意欲が湧きます。
先日見たヤンシュヴァンクマイエルの「アリス」も衝撃的だった。
私のイマジネーションを具現化する努力の足りなさを痛感。
来週末からレコーディングに入りますが、もう一踏ん張りしないとダメですな。
集中します。

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