2月5日に9年ぶりのアルバム"Cryptozoology"が発売になりました。
発売元は梵天レコードです。
7年前には出せるはずだったのですが、色々あって9年掛かりました。
本物のドゥーム好きには「？」な内容かも知れませんが、何かよくわからないものが好きな方には気に入ってもらえるかと思います。
元々、円谷プロの「ウルトラQ」に影響を受けたスペースロックアルバムを目指しておりましたが、時は過ぎ、メンバーも変わり、そういう要素は残しつつも、やりたい音楽をやった結果がこの"Cryptozoology"に集約されております。
この際、曲解説をしようかと。ここだけの話。
1. 星への帰還 - Return To The Planet
ノイズアーティストASTROの長谷川洋さんと、先代ギタリストケリーチュルコのコラボ。
アルバムのコンセプトが「宇宙」ということで、長谷川さんには是非参加して欲しいと思ってました。そこで、ケリーがこの世に遺したリフに、長谷川さんの演奏を合わさせてもらいました。
ストーリーはこんな感じ
2. King Of The Flies
前作リリース時にはできていた曲。その後しばらく演奏していなかったのですが、とあるファンの方から「聴きたい」とのご要望があり（槇森さまいつもありがとうございます）、新しいメンバーでやってみたら中々よかったので、アレンジを変更して収録しました。
当初のイントロはもっとメタリックなキメだったのですが、大人になったのか、そういうのが恥ずかしかったので、"Spoonman"を意識しました。
個人的にSoundgardenは好きってわけではないのですが、たまたま耳にしたので。
歌詞の内容は、「文化の陵辱」といったところでしょうか。
正義がこの世を狂わせる。
3. PROPHET
新ギタリストのマーシーが、反町隆史の"Poison"みたいなの、って言って持ってきたリフ。
今のKing Goblinを体現する曲。
Starless and Bible Black, Discipline期のクリムゾンをスカスカにして、何故か最後はスラッシュビート。しかも速くない！そして刻んでない！
個人的には、4小節だけ出てくる8ビートに命を掛けてます。
歌詞の題材は「ウルトラQ第26話 燃えろ栄光」。
この話、すっごくシュールで面白いのでおすすめです。
4. 2020
題材は「ウルトラQ第19話 2020年の挑戦」。
みなさんご存知？のケムール人の回ですね。
初代ギタリストの鈴木氏の曲ですが、アレンジ含め、よくこんな曲作れたなあと関心します。
2008年には既に演奏してましたね。
サイケ、ファンク、ハードロック、ブルーズという風に進行していきます。
"one more red nightmare"的ハンドクラップ入れてます。
サビ（サビどこだよ）の歌のリズムは"Bad Reputation"ですね。
5. GARADAMA
こちらも有名な回「ウルトラQ第16話 ガラモンの逆襲」。
気分的にはVOIVOD meets Jimi Hendrixですかね。
アルバムの中では比較的ストレートなナンバーかと思います。
全くドゥームではないですが。
ギターの音色でしょうか、海外からは"Surf Rock"というレビューもありますね。
6. Birmingham Queen
むかーしのデモテープでもやってたMOUNTAINの"Mississippi Queen"のカバー。
今回はサッチモ風に歌ってみました。
マーシーのギターをご堪能ください。
7. 巡礼者 - PILGRIM
最近は英語で歌うことに乗りきれない思いがありまして、初めて日本語でやってます。
The Dead Pan Speakersが日本語詞の曲を作ったのに影響を受けましたね。ここだけの話。
陽水の"夜のバス"とか"二色の独楽"みたいなの作りたいですけど、難しいですね。
今後もチャレンジして行こうかと思ってます。
もう1曲日本語の曲を収録予定でしたが、私の歌唱力が足りずに、次作へと回します。
歌メロはかなりプログレッシブで面白いんですけどね。
ちょっとボーカルスクール行ってきます。
全曲個人的に解説をいたしましたが、まだお手元にない方はこちらからご購入をお願いします。
Cryptozoology
通常のCDよりも大きいジャケットサイズとなっております。
なんといってもアートワークが素晴らしいので。
こちらのアートワークは関根澄人氏にお願いして、ボックスアートを作ってもらいました。
アルバムリリースに伴い、ライブも決まってますので、是非お越しください。
3/12（土）新宿URGA
3/18（金）渋谷Ruby Room
フリーライブでGUEVNNAとの共演。
3/27（土）小岩Bush Bash
4/10（日）心斎橋HOKAGE
w/Cyberne
4/16（土）渋谷CYCLONE レコ発！
King Goblin セカンドアルバムリリースパーティ"Cryptozoo You!"
w/NEPENTHES, Red Ran Amber, LOA+A, Berabo Dabora
ブログご無沙汰でした。
久々に読み返したら面白かったので、改めて書いていこうかと。
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[information]
King Goblin セカンドアルバムリリースパーティ"Cryptozoo You!"
2016年4月16日（土）渋谷サイクロン
King Goblin, NEPENTHES, Red Ran Amber, LOA+A, Berabo Dabora
for more information http://www.kinggoblin.com
発売元は梵天レコードです。
7年前には出せるはずだったのですが、色々あって9年掛かりました。
本物のドゥーム好きには「？」な内容かも知れませんが、何かよくわからないものが好きな方には気に入ってもらえるかと思います。
元々、円谷プロの「ウルトラQ」に影響を受けたスペースロックアルバムを目指しておりましたが、時は過ぎ、メンバーも変わり、そういう要素は残しつつも、やりたい音楽をやった結果がこの"Cryptozoology"に集約されております。
この際、曲解説をしようかと。ここだけの話。
King Goblin "Cryptozoology"
1. 星への帰還 - Return To The Planet
ノイズアーティストASTROの長谷川洋さんと、先代ギタリストケリーチュルコのコラボ。
アルバムのコンセプトが「宇宙」ということで、長谷川さんには是非参加して欲しいと思ってました。そこで、ケリーがこの世に遺したリフに、長谷川さんの演奏を合わさせてもらいました。
ストーリーはこんな感じ
宇宙の彼方からの光に包まれ
すべてを破壊し
昇華と収束
2. King Of The Flies
前作リリース時にはできていた曲。その後しばらく演奏していなかったのですが、とあるファンの方から「聴きたい」とのご要望があり（槇森さまいつもありがとうございます）、新しいメンバーでやってみたら中々よかったので、アレンジを変更して収録しました。
当初のイントロはもっとメタリックなキメだったのですが、大人になったのか、そういうのが恥ずかしかったので、"Spoonman"を意識しました。
個人的にSoundgardenは好きってわけではないのですが、たまたま耳にしたので。
歌詞の内容は、「文化の陵辱」といったところでしょうか。
正義がこの世を狂わせる。
3. PROPHET
新ギタリストのマーシーが、反町隆史の"Poison"みたいなの、って言って持ってきたリフ。
今のKing Goblinを体現する曲。
Starless and Bible Black, Discipline期のクリムゾンをスカスカにして、何故か最後はスラッシュビート。しかも速くない！そして刻んでない！
個人的には、4小節だけ出てくる8ビートに命を掛けてます。
歌詞の題材は「ウルトラQ第26話 燃えろ栄光」。
この話、すっごくシュールで面白いのでおすすめです。
4. 2020
題材は「ウルトラQ第19話 2020年の挑戦」。
みなさんご存知？のケムール人の回ですね。
初代ギタリストの鈴木氏の曲ですが、アレンジ含め、よくこんな曲作れたなあと関心します。
2008年には既に演奏してましたね。
サイケ、ファンク、ハードロック、ブルーズという風に進行していきます。
"one more red nightmare"的ハンドクラップ入れてます。
サビ（サビどこだよ）の歌のリズムは"Bad Reputation"ですね。
5. GARADAMA
こちらも有名な回「ウルトラQ第16話 ガラモンの逆襲」。
気分的にはVOIVOD meets Jimi Hendrixですかね。
アルバムの中では比較的ストレートなナンバーかと思います。
全くドゥームではないですが。
ギターの音色でしょうか、海外からは"Surf Rock"というレビューもありますね。
6. Birmingham Queen
むかーしのデモテープでもやってたMOUNTAINの"Mississippi Queen"のカバー。
今回はサッチモ風に歌ってみました。
マーシーのギターをご堪能ください。
7. 巡礼者 - PILGRIM
最近は英語で歌うことに乗りきれない思いがありまして、初めて日本語でやってます。
The Dead Pan Speakersが日本語詞の曲を作ったのに影響を受けましたね。ここだけの話。
陽水の"夜のバス"とか"二色の独楽"みたいなの作りたいですけど、難しいですね。
今後もチャレンジして行こうかと思ってます。
もう1曲日本語の曲を収録予定でしたが、私の歌唱力が足りずに、次作へと回します。
歌メロはかなりプログレッシブで面白いんですけどね。
ちょっとボーカルスクール行ってきます。
全曲個人的に解説をいたしましたが、まだお手元にない方はこちらからご購入をお願いします。
Cryptozoology
通常のCDよりも大きいジャケットサイズとなっております。
なんといってもアートワークが素晴らしいので。
こちらのアートワークは関根澄人氏にお願いして、ボックスアートを作ってもらいました。
アルバムリリースに伴い、ライブも決まってますので、是非お越しください。
3/12（土）新宿URGA
3/18（金）渋谷Ruby Room
フリーライブでGUEVNNAとの共演。
3/27（土）小岩Bush Bash
4/10（日）心斎橋HOKAGE
w/Cyberne
4/16（土）渋谷CYCLONE レコ発！
King Goblin セカンドアルバムリリースパーティ"Cryptozoo You!"
w/NEPENTHES, Red Ran Amber, LOA+A, Berabo Dabora
ブログご無沙汰でした。
久々に読み返したら面白かったので、改めて書いていこうかと。
[information]
King Goblin セカンドアルバムリリースパーティ"Cryptozoo You!"
2016年4月16日（土）渋谷サイクロン
King Goblin, NEPENTHES, Red Ran Amber, LOA+A, Berabo Dabora
for more information http://www.kinggoblin.com
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