Red Ran Amber
ライブ一つ一つが辞世の句。ステージを闘い死する場所と決めた男たちがいる。
暴力を伴わずに怒りを表現する、ライブを肉体芸術の域まで高めたバンド、それがRed Ran Amberだ。
グラインド・コアのもっともピュアな部分をここまで研ぎすませたバンドがいるだろうか。
4人の鬼が奏でるサウンドは、見るものの心をナイフで切り裂く。
名曲「ガラスのシャワー」。
ボーカル木村さんがカッコよすぎる。
ベースレスで活動していたRed Ran Amberにベースで加入した達矢くんとの出会いは、川崎Bottoms UpでのGRIDLOCKのライブで。
記録によると、2003年3月9日(日)。
その時に色々話して仲良くなって、企画に呼んだり呼ばれたりで、何度も対バンした。
その頃のことを思い出すと、まずビーナスジュリエットの名前が浮かんでくるのはなぜだ。
達矢くんが屍加入後も企画に呼んでもらって、一緒に大阪行ったのもいい思い出だな。
Red Ran Amberで特筆すべきは、やはりドラマー天野くんだろう。
あのプレイは、研究心と鍛錬の賜物である。
いつ見ても、心から感動させてくれる。
4人編成となったRed Ran Amberが出演してくれることを本当に嬉しく思うし、ジャンルの壁を超えることのできるバンドなので、こういった機会にいろんな人に見て欲しいと思う。
[information]
King Goblin セカンドアルバムリリースパーティ"Cryptozoo You!"
2016年4月16日(土)渋谷サイクロン
King Goblin, NEPENTHES, Red Ran Amber, LOA+A, Berabo Dabora
for more information http://www.kinggoblin.com
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