AKBKとは何だね?

AKBKとは何だね?

アラキングです。
2017年7月29日(土)は落合SOUPにてAKBKということで告知を進めてますが、そもそも「AKBKとは何だね?」と思われている方も少なからずいらっしゃることでしょう。
AKBKとはアラサー男子(当時)が始めたグラインド・コアバンドです。
(結成は2007年ごろかと思われる)
グラインド・コアではない、と通からは思われてると思います。
とにかく、速いのがやりたくてやってます。

AKBK (MARK I)

  • Naoto Araki (vocal / King Goblin)
  • Manabu Murata (guitar / kuruucrew)
  • A (drums / green milk from the planet orange)
  • Kazutaka Ebata (bass / at sense)

歴史を辿りますと、はじまりは私が川崎のBottoms Upというライブハウスで働いていたころですね。
ゼロ年代初頭です。
そのハコには、とあるメガネゴブリンさんの繋がりで、狂うクルーやgreen milk from the planet orangeに出演してもらってました。
そんな中でクルーのマナブちゃん、グリンミルクのAちゃんと「グラインドコアやりたいね」という話をしておったわけです。
いざやるぞとなったとき、ベースどうしようかと考えておりましたが、ふとat senseのえばっちゃんの存在が頭をよぎりました。
KING GOBLINが20000Vにお布施を納めていた頃、その暗い地下3階でat senseと出会ってました。
えばっちゃんはat senseのボーカルだったので、ベース弾けるかどうかは知らなかったのですが、「ベースできる?」って聞いたところ「いいよ」とのことで、AKBKが動き出しました。

初めてのライブはthe deadstockの企画だったかな。
お茶の水のリンキーで、Sleeping Beautyと一緒でした。
まだ曲らしい曲もなく、ノイズグラインドという感じでした。
ライブはやってみましたが、「ずっとこの方向性で行くのもなあ」と思うところもありました。

AKBK (MARK II)

  • Naoto Araki (vocal / King Goblin)
  • Manabu Murata (guitar / kuruucrew)
  • A (drums / green milk from the planet orange)
  • Kazutaka Ebata (bass / at sense)
  • Kelly Churko (guitar / ossuary, guilty connector)

そんなときに「SLAYER好きの変なカナダ人がいる」との情報をマナブちゃんが持ってきました。
そのカナダ人が「リフ作ったから家に来い」ということで初めて会いました。
それがケリーチュルコです。
メタルとかグラインドはバンドではやったことない、とのことでしたが、いきなり複雑なリフを披露してきて唖然としました。
話を聞けば音楽家一族で、「お兄ちゃんはオジー・オズボーンのプロデューサー」とか。
そしてスタジオに入ってみたらいきなり譜面を渡されました。
しかも、奇数拍子ばかり。


これまでの方向性と180度違う感じでしたが、私はコンポーズされてるものが好きなのでやりやすかったですね。
ドラムが一番大変だと思うけど。
ここから活動がコンスタントになり、大塚のオレンジスタジオを根城に様々な迷曲がうまれました。
ケリーが持ってきたリフを色々とアレンジして組み上げて行くのが楽しかったです。
ライブもいっぱいやっていく中で、2010年にP-VINEから1stアルバムのリリースが決まりました。
その頃のP-VINEはkuruucrewや三杯酢などもリリースしてまして、最も自由な時期でしたね。

AKBK 1st(amazonでまだ買える)


1stアルバムのリリースパーティ直前、ケリーから病院での検査で異常が見つかり、あまりいい状態ではないということを聞かされました。
とりあえずリリースパーティを終え、詳しい検査をしたところガンがすでにステージIVだということがわかりました。
すぐに帰国療養ということになりましたが、その頃本人は至って楽観的でした。
ケリーがカナダに帰っている間、様々な人の手を借りてライブを続けました。
FACIALMESSやManuel Knappがゲスト参加したり、コイデさん(Sleeping Beauty)や森川くん(ex. Sajjanu)にギターを弾いてもらったり。
少し良くなって日本に帰ってきて作曲を続け、ライブも何本かやりましたが、病魔には勝てず、2014年1月13日にケリーは36歳の若さで帰らぬ人となりました。
長い闘いでしたが、ほんとにお疲れさまという気持ちでいっぱいでした。
ケリーの功績、人柄についてはまた別の機会に書き残したいと思います。

ケリーはいなくなりましたが、遺された曲も演奏したいし、辞めるという選択肢はありませんでした。
2015年の年末に、CODOMORAからの付き合いのENDONを観戦に国分寺MORGANAに行きました。
そこで、おや?と思ったわけです。
そういえば、コウキってAKBKやれるんじゃないかと。
ライブ後に「AKBKやる?」って聞いたら「やりたいっす」というわけで第3期AKBKが誕生した瞬間でした。

AKBK (MARK III)

  • Naoto Araki (vocal / King Goblin)
  • Manabu Murata (guitar / kuruucrew)
  • A (drums / green milk from the planet orange)
  • Kazutaka Ebata (bass / at sense)
  • Koki Miyabe (guitar / ENDON)

ENDONとは長い付き合いですが、灯台下暗しでしたね。
音源を渡したら譜面にしてくるというハイスキルっぷりに驚愕。
しかも早速新曲を作ってきました。
各人が忙しく、中々活動のペースが上がらないのですが、新曲も作りつつ、新たな音源制作に向けて準備しております。

そんなAKBKの真夏のイベント、盛り上がること間違いないメンツなので、是非お越しください。

"Don't worry, my Summer is shit than yours."

【水着で来たら入場無料】free Entrance by Swimsuit Wear

男女比不明の熱帯夜。
冷たいものばかりだと体に良くないぞ。
激アツなパーティで暑気払い。

[LIVE] AKBK, 2UP, LITTLE BASTARDS, SHOTGUN PLAYBOYZ, BLACKPHONE666
[DJ] KNAK28(三茶番外地)


アラキング

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AKBK
ele-phant
Concierto de la Familia

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